KSC製「USP45」

各社からUSPシリーズが発売される中、45を発売しているのはメジャーな所ではKSCだけです。
外観の仕上げだけでなくシア周りの材質や精度も非常に良い造りになっています。
残念なのは実銃と同じ構造の2重構造のリコイルスプリングは作動が渋く、スライドを引いた時に
伝わるバネのたわみやキシミには抵抗を感じます。
初代SOCOMも同じ構造のスプリングでしたがあちらよりも感触が良くありません。
結局WAガバメント系スプリングを加工して付けてスムーズなストロークにしました。

実射性能についてはKSCの製品は非常にバラツキがあり当たりハズレが大きいです。
当たりならマルイ並の弾道を持っていますがハズレだと10m先の敵にも当たりません。
このUSPもホップ周辺の調整加工で何とかゲームでの実用レベルになりました。

修正できない欠点、というかKSC製USPシリーズの癖ですが普通にサイティングした所より
下に弾が落ちます。
サイトは固定で上下の調整はできません。
サイトで狙った直線とバレルの直線が並行ではなくバレルが下向きになっているようです。
ある程度はHOP調整で修正できますが独特の違和感は残ってしまいます。
癖はありますがそれを考慮して使えばなかなか良い銃です。

 



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