【サイレンサアダプター加工】

マルイ電動ハンドガンシリーズは通常のガスガン等と異なりアウターバレルはダミーなので
直接サイレンサを付けることができません。
純正オプションの専用マウントや社外品アダプターを取り付ける方法がありますがいずれも
外観を損なってしまい形が決まっているカイデックス製ホルスターに入らなくなるので手持ちの
パーツで加工してみました。

使用したのはPDI製HI−CAP用アウターバレルに付属していたサイレンサアダプターです。
ガスブローバックにサイレンサを付けたところで消音効果は望めないため使うことなく眠っていました。
これを流用してアダプター加工をしてみます。


画像はすでに加工した物です。
片側は14mm正ネジで反対側はアウターバレルの内側にねじ込むためにワンサイズ
小さくなっています。
本来は両ネジの中間部分が円盤状の突起になっていますがスライド脱着の支障と
なるため削り落としています。


これをフレームと一体になったダミーバレルにねじ込みます。
サイズが偶然にもピッタリだったのでバレル内側の六角形を軽く削ってやれば
ネジ山を切りながらねじ込んでいけます。
注意点はダミーバレルの内側を削り過ぎない、真っ直ぐにねじ込むということです。


こんな感じで付きます。
ここだけ見るとヤワなフレームに固定されているので折れてしまいそうですが
スライドを付けてサイレンサを締め付けるとボルト・ナットのようにスライド前面を
挟み込んで強度を得ることができます。


スライドのマズルが出る部分の穴の裏側にテーパーを付けてアダプター部分が
干渉しないように加工します。
これでパーツを外すことなくスライドの脱着が可能です。


純正のバレルのように違和感がありません。


サイレンサの後部と内部のサイレンサアダプターがスライド前面を挟み込むことで
ぐらつき等はありません。


内径が小さいナイツサイレンサーでも弾の干渉はありません。



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