様々な音から情報を収集しましょう。

銃の発射音で機種を特定して人物を把握しましょう。
オーソドックスな電動ガンであれば音だけで人物特定するのは難しいですがモノによってはその「発射音」で
即座に人物特定ができる場合があります。
例えば猛烈に速い回転数だったり逆に重い感じの遅めの回転数、かん高い金属音や鈍いこもった音など様々
なタイプがあります。
それが誰なのかを把握できればバリケートや障害物の後ろから姿を見せずに撃っている敵、距離があって
目視確認できない敵の人物特定が容易になります。
人物が特定したらその人の行動パターンや普段の携行弾数(火力)から攻めるべきか待ち伏せするべきか、
先回りすべきか、などを判断します。
「この人はチャンスを見て正面突破してくる」となれば正面警戒を重点的に行い、「この人は回り込んでくる」と
なれば山の高い部分の警戒に入る、といった行動に出ます。

もっとも、このような情報はいきなり身に付くものではありません。
逆にゲームを続けていれば自然と分かってくる事ですが意識して覚えるか何となく自然に覚えるかで対応力は
大きく変わります。
1ゲームごとにしっかり観察しましょう。

発射音で火力やコンディションを把握しましょう。
人物や機種が特定できると相手の火力、総合すればフィールド全体の敵味方の戦力配置が分かります。
単純に言えば「ここは装弾数が多く回転数が速いから危険だ」、「こっちはミドルサイズの音だから戦力は弱めだ」
みたいな感じです。
電動マガジンの巻き上げ音が聞こえれば弾数では負けるので正面から撃ち合うのは危険、味方が撃ち合っている
間に別の位置から仕留めるか?という判断もあります。
逆に電動ハンドガンの音がすれば火力が弱いから突破口になる、とも判断できますがただの囮で攻め込んだらまとも
に反撃に合う可能性もあります。
交戦中の味方と敵の火力差を考えて応援に入ったり、敵の弱い所を狙って攻めたり防衛ラインの穴を探してそこに
入ったりという行動を取れば限られた人数を有効に活用できますがこれも経験や蓄積された情報量がモノを言います。

電動ハンドガンやミドルサイズの銃は相手からの残弾の把握が容易なのであまり単調なフルオートを使っていると
弾切れやマグチェンジのタイミングを狙われます。
タクティカルリロードや不規則なバーストショットで攻撃のタイミングが取れないようにしましょう。

固定ガスガンやボルトアクションのようにサイレンサーで極端な消音ができない電動ガンもサイレンサーを付けること
で発射音が変わり機種や人物、位置の特定を困難にする効果はあります。
(映画の殺し屋のような無音状態はありえませんので期待しないように)
いつも付けるのではなくゲーム単位やゲーム中に付け外しすることでかく乱することもできます。

ごまかせないトラブル音はギアクラッシュや多弾数マガジンのゼンマイが空転する音、バッテリー切れの回転が落ちて
いく音などです。
マガジンはスペアに変えたり必死に巻き直せば回復しますがギアクラッシュは致命的です。
バッテリーも予備をフィールドに持ち込んでいる人はまずいないのでこの辺りも攻撃チャンスの突破口になるので聞き
逃さないようにしましょう。
ただし、ハンドガン等を上手に使いこなす人が相手の場合は油断は禁物です。


息を殺して足音を探りましょう。
特に上段や迂回ルートでは大手を振ってザクザク歩いて行く人はいません。
みんな足音が聞こえないように慎重に歩いているはずです。
静かな時は非常に前進しにくいものです。
大抵は銃撃中の発射音に紛れて前進し、静かになったら止まります。
もしあなたが上段付近で警戒しているのなら発射音がしている時こそ発見のチャンスです。
景色にうまく溶け込んでも動いていればかすかな変化でも見つけることが可能です。
完全に相手を捉えることが出来たら動いている時は狙わずに静かになって止まった時を狙うと良いでしょう。
もし消音効果の高いスナイパーであれば銃声に紛れて撃った方が外しても見つかりにくく、外した時の立て直しができます。
周囲で銃声がして相手が動き出す前や音がしても動かずに様子を探っている時などに狙うと安全をある程度は確保できます。
もう一つの注意点として、中下段で誰を狙う訳でもなくやたらと撃ちまくっている人がいたら迂回や切り込みの音の援護をして
いる可能性があります。
音の周辺よりも上段や下段の動きに注意しましょう。

雨上がりなどの湿った地面は音がしにくく移動が容易になります。
このような天候の時は特に隠密行動に警戒が必要です。



                     戻 る



inserted by FC2 system