ホルスターは必要?

ハンドガンを携行するならホルスターは絶対に必要になります。
マガジンと異なりハンドガンは暴発する可能性がある上、突起物が多いためポケットに入れて行動する
のは安全上好ましくありません。
当然不適切な所持方法は脱落して紛失する可能性もあります。
ホルスターが不要なのはそのハンドガンで戦うために最初から抜いている状態のみだと考えてください。

ではホルスターなら何でもいいのか?となりますがこれもマガジン同様その機種専用が最も理想的です。
最近のメジャーはカイデックスというプラスチック風の素材で銃の形にプレスしたホルスターです。
ワンタッチのロック機構や脱落防止のループが付いたものなど色々ありますが基本的には実銃用または
そのコピーとなります。
(左:カイデックス製ホルスターの参考品  右:布製専用ホルスターの参考品)
 

ゲーム歴が長くすでに愛用の銃が固定されている人の多くは専用タイプを使っていますがこれからゲームを
始める人はいろいろな銃を使ってみるでしょうから専用タイプをその都度準備するというのも難しいところです。
どうしてもある程度流用が利く「汎用タイプ」を購入することになるかと思います。
この汎用タイプも大まかにS、M、Lといったサイズ分けしているメーカーやある程度互換性を残しつつ一応
機種別にしている物、ホルスター本体が調整式になっていて銃に合わせることができる物などあります。
汎用タイプの全てに言えることですが例えアバウトなサイズ分けであっても可能な限り使用する銃に合った
物を使用し銃を固定するベルト類はきちんと調整してください。
ホルスター本体に調整機構がある物は銃にしっかりフィットするように調整しましょう。
これらの調整をきちんとしていないと脱落してしまいます。
紛失した銃を探すのは・・・・・マガジンの時と同じですね。

次にホルスターのタイプですが一番オーソドックスな腰回りのベルトに付ける「ヒップホルスター」、同じように
ベルトに付けるのですが腰の後ろ側(背中側)にベルトに対して横向きに銃を収納する「バックサイドホルスター」
太ももに付ける「レッグホルスター」、刑事モノなどに登場する脇の下に付ける「ショルダーホルスター」などがあります。
MOLLE仕様でプレーとキャリアやベスト、ベルト類の装備に付けるタイプもあります。

(↓ショルダーホルスター 屋外ゲームで使う人は見たことがありません)



ではサバイバルゲームをこれから始められる方がに向いているのは何か?というと
一番無難なのは「ヒップホルスター」です。
(↓汎用ヒップホルスターの参考品 固定バンドをきちんと調整しなければ銃が落ちます)

迷彩服のズボンのベルトに直接付けるも良し、専用のベルトを準備してそれに付けるも良しです。
できれば他の装備を携行することも考えて別に専用ベルトを準備することをお勧めします。
ではその「ヒップホルスター」、ここで説明したように「汎用タイプ」ではダメなのでしょうか?
確かに専用タイプであることに越した事はありませんが汎用タイプでも固定用ベルトや調整機構を
きちんと調整すれば全く問題ありません。
現にOCELOTのベテランでも汎用タイプを愛用している人も多いです。

汎用タイプは新品の時には意外とキツ目で簡単に落ちそうにはありません。
しかし同じ銃である程度使っていると次第にホルスターに銃の型が付いてきます。
そうするとこれまできつかったのがスムーズに出し入れできるようになりますが、銃は最初より
ホルスターの奥に入るようになり最初に合わせていた脱落防止のバンド類が緩くなります。
これをこまめに調整していないと油断した頃に銃が抜け落ちて無くなってしまいます。
汎用タイプに限らずホルスターの調子や固定システムをゲーム前にチェックして異常がないか
確認する癖を付けましょう。
また、ゲーム中にヒットして退場する時やセーフティーに戻った時はホルスターやマガジンポーチから
脱落した物が無いか確認しましょう。
そのゲームで落とした事が分かれば探す時も捜索範囲が絞れるので発見される可能性は高くなります。
「家に帰って気がついた」では発見の可能性が大幅に下がります。

ビギナーに最も向かないのはレッグホルスターです。
(↓どの機種でもOKの汎用レッグホルスターは最も銃が落ちやすく動きを妨げます)

見た目はカッコ良くて映画などにもよく出てきますがこの選択は間違いなく失敗します
レッグホルスターは造りや機能など性能の良し悪しが一番影響するホルスターです。
基本的に性能は価格に表れていると言えます。
実銃用で実際に軍関連機関などのプロが使用している物はほぼ間違いありませんがレプリカメーカーが
た目だけ似せた物やレッグでありながら汎用タイプとなっている物は「すぐにずれる」、「走りにくい」、
「しゃがむとバンドが圧迫して止血してしまう」、「銃が抜け落ちる」、「マガジンが抜け落ちる」というトラブル
が高確率で発生します。
さらに、どれだけ高性能なレッグホルスターでも使用する人の足に合わなければまったく意味がありません。
ある程度は太もも周りにボリュームがないとズレてしまいます。
どうしてもレッグがいいというのなら止めませんがそれで落としてしまうと周囲からは「やっぱり」と
思われてしまいます。
使うのであれば脱落の有無や調整機構等のこまめなチェックを欠かさないようにしましょう。
OCELOTメンバーが使っているレッグホルスターは実物の機種専用タイプかレプリカでも十分な性能が
確保されている物が多いですから見学時に「レッグホルスター」を見かけても安易に選択しない方がいいです。



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