「何は無くともまずゴーグル!」
最も重要なアイテムがゴーグルです。
ゲームで使用するゴーグルの最低条件は「耐弾性」があるということです。
スキー用や作業用の防塵ゴーグルは簡単に弾が貫通してしまうので使用できません。
エアガン用や実銃用でもスポーツ選手が使用するようなサングラスタイプはレンズと顔の
あいだに隙間があるのでお勧めはできません。
使用される場合は危険性を十分理解した上で自己責任となることを十分承知しておいてください。
ゲーム用シューティンググラスでレンズ外周と顔のあいだに隙間ができない物はOKです。
しかし直接弾を撃ち合うサバイバルゲームでは障害物から顔だけを出して戦う事が多いため
顔面や耳、首への被弾は非常に多く、その際のダメージはかなりのものです。
体の場合は衣類の厚みがある分いくらか軽減されますが直接肌に当たった場合のアザはかなり
目立ちます(時に出血を伴うこともあります)
顔や首の普段露出している部分のアザは隠すことが難しいため翌日の仕事に困る、なんてことも
あるので予防策としてガード範囲を広くすることを強くお勧めします。
理想はフルフェイスですが手持ちの銃の照準が狙えない、メガネの上から使えないなどの理由
で防護範囲の狭いゴーグルを使用せざるを得ないケースもあります。
しかしそれはあくまで本人の都合であるため被弾による負傷で相手を責めることはしないでください。
サバイバルゲームをする以上は絶対に守らなければならない安全ルールは確実に守りつつ、参加
することで自分に起こりうるリスクは十分承知して自己防衛していただく必要があります。
↓サングラスタイプは要注意!
サイトは一番狙いやすいですが最も露出が多いので負傷のリスクは高いです。
↓ゲーム用の顔に隙間が無い物が無難です
ただし顔の形状によっては隙間ができてしまいます。
↓バンドでしっかり固定できる物は安全性が向上
メーカーや機種によっては眼鏡が入るものもあります。
このあたりからサイティング時に銃に干渉してしまう機種が
出てきます。
↓防護範囲が広いフルフェイスが一番安全です
顔にアザを作りたくなければこのタイプです。
銃によっては狙えなくなる場合があるのでどのタイプのゴーグルを使うかは本人の自己責任です。
強度や形状以外でゴーグルに必要な重要な性能に「曇り止め効果」があります。
気候が良い時期なら特に問題ありませんが真夏などの暑い時期や走り回って汗をかた時、真冬の
寒い時期にはゴーグル内部が曇って視界が悪くなります。
たとえ前が見えなくなってもゲーム中にゴーグルを外すことは最も極悪な行為です。
即ゲーム中止で退場モノですから絶対にしなでください。
もし視界を失って続行不可能であれば自主的に退場しましょう。
では曇らないゴーグルとはどんな物あるか紹介します。
まず、前面がレンズではなくメッシュになっている物があります。
「曇り止め」というより曇る所がありません。
通気性も良く低価格でお求めやすいのですが問題もあります。
最近のエコやバイオ系の弾はやわらかく、メッシュに当たった時に砕けて
小さな破片がメッシュを抜けて目に入る可能性があります。
さらに日差しの加減やナイトゲームでライトを照らされた時などにメッシュに
光が乱反射して見えにくくなることもあります。
メッシュですから全体的に視界が暗くなります。
メッシュゴーグルを選択する場合はその辺りのことを十分理解しておく
必要があります。
(←メッシュゴーグル)
簡易なフェイスガードが付いているタイプは口や鼻をガードします。
このタイプは銃に頬を付けて狙うことが可能です。
次に最もポピュラーなサーマルレンズ(曇り止め加工した)ゴーグルがあります。
レンズ内側に特殊加工を施し、湿気が水滴にならずにレンズ表面に水の膜を作ることで曇らない
(曇ったように見えない)ようにしたものです。
各社のさまざまなゴーグルに採用されていてそれなりに効果はありますがあまりにも暑くて大量の
汗をかくと限界を超えてしずくになってしまうこともあります。
また、加工部分は非常にデリケートなので長期間の使用や乱暴なメンテナンスをしていると劣化して
効果がなくなってくる場合もあります。
このサーマルレンズも二重構造にして内部に空気層を作り外部との温度差を和らげて曇り止め効果
を高めるものもありますが、こちらは暑い時期よりも寒い冬場の曇りを想定したものです。
究極の曇り止め対策は「強制換気」です。
小型ファンをゴーグルに内臓していて内部の湿気を排出します。
サーマルレンズとファンがセットになったゴーグルであれば一年中曇ることはないので一番お勧め
ですがどうしても価格が高くなるのが難点です。
(最初からファンを内臓した物は価格が高いですが後付けキットも市販されています)
しかしゴーグルはサバイバルゲームの生命線です。
銃や装備は色々買い換えることがあっても良いゴーグルはスペアパーツを交換しながら長く使える
ので銃にお金をかける前にゴーグルに投資しましょう。
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