「迷彩服の柄は?」
「サバイバルゲームはコスプレ!服は何でもOK!ですが・・・」
OCELOTでは服装の規定はありませんから迷彩服の柄の指定もありません。
本人さえ良ければ真っ赤な全身タイツだろうどメイドの格好でもOKです。
しかし冒頭の説明のようにサバイバルゲームを楽しむためにはそれなりの戦果が必要ですしそのためにはまず
生き残る必要があります。
すぐにやられてしまうという理由には「見つかる」というのが大きな要素になります。
移動の仕方や隠れ方などのテクニックが足りなくて見つかるのは経験や練習が必要ですが迷彩服の選択で見
つかりにくくするのが初心者の人には重要になります。
ゲーム装備をそろえる際はとかく銃に気持ちが入ってしまいますが迷彩服の柄にも気を配ってください。
「ウッドランド」
迷彩柄の代表的なパターンです。
現在でもファッションとして多用されている米軍迷彩ですが現行タイプは様々な新迷彩
となっています。
一見すると自然に溶け込みそうですが実際には日本の風景にはあまりマッチせずフィールドに
よっては意外と目立つことがあります。
特に新品の時はパターンの中のこげ茶色や黒色が濃すぎて全体のシルエットがはっきりしていまいます。
自然の中では風景と異なるコントラストの違いが視覚に反応する場合があります。
ウッドランドも新品の時は特にこのコントラストが強くて目立ってしまうのです。
とはいえ根強い人気がある柄なのでベテランも愛用者は多いです。
洗濯を繰り返して軽く色落ちするとコントラストが淡くなって目立たなくなってくるのであえて古着を購入する手もあります。
「ピクセルカモ」
ウッドランドに代わって採用されているモザイク柄の迷彩です。
ウッドランドと異なり細かなドットで色分けされたパターンはかなり目立ちにくくなっています。
このピクセルには一般的なグリーンとデザートカラーがありますが初心者の人はグリーン
がお勧めです。
なお、本来のピクセルグリーンは土色系のパターンが入っていて全体的に茶色っぽく
見えますがレプリカ系はグリーンが強い物が多いです。
どちらも迷彩効果は高いのであとは好みということになります。
「ACU」
ピクセルパターンと類似したデジタル柄ですが薄目のグレーやグリーンで構成されていて
一見するとライトグレーに見えます。
中東に展開している部隊が使用していて樹木が少ない岩山などでの迷彩効果に優れています。
デザートほどではありませんが比較的明る目の色合いなので日本の森では目立ってしまう
可能性が高いです。
柄や状況を把握して行動でカバーする必要があり初心者向きではありません。
「マルチカム」
現在主流になっている万能型迷彩です。
民間軍事会社から軍用まで幅広く採用されています。
ウッドランドとデザートパターンの中間的な色彩で街中から砂漠や森の中まで幅広く
カバーできるというのが売りです。
一見すると中途半端な色合いで本当に迷彩効果があるのか?というイメージを受け
ますが逆に言えば人間の目に留まりやすい色を使っていないということになります。
正規の軍用品メーカーであれば色落ちもほとんどないのですがレプリカ品は元々の色自体が薄くて逆に目立ったり
洗濯での色落ちが激しい物、配色やパターンが本物とかなり異なる商品もあるので購入の際には注意が必要です。
配色が異なるバリエーションも豊富です
マルチカム マルチカムアライド マルチカムブラック マルチカムトロピック
「A-TACS(グリーン・ブラウン)」
パターンは淡くはっきりしないように見えますが非常に
迷彩効果が高く実用的です。
グリーンとブラウンがありますが、森の中のDフィールドでは
グリーンの方が目立ちません。
「爬虫類柄」
ハンター向きの爬虫類柄の迷彩ですがなかなかの迷彩効果があります。
レプリカも安価で多く出回っていますが色合いやパターンの仕上がりにかなり差があるので現物確認をお勧めします。
マンドレイクはグリーンベースなので草木が茂るフィールドで春〜夏に迷彩効果が高まります。
ハイランダーはブラウン系なので秋〜冬の枯草や落ち葉に溶け込みます。
マンドレイク ハイランダー ノマド テュポン
「イギリス迷彩」
イギリス軍の迷彩を担当する会社が開発した迷彩です。
自衛隊やドイツの水玉系と米軍のピクセルの中間的な柄になります。
緑色が強い森林向きのパターンや砂漠向きなどもあります。
グリーンゾーン バッドランド サンドストーム
「現行ドイツ迷彩」
現行ドイツ軍が採用している迷彩パターンです。
細かな水玉にも似たパターンをグリーン系やブラウン系で配色しています。
日本の自然と似ているのかDフィールドでの迷彩効果もかなり高いです。
難点は入手先が少ないのと同色の装備の種類があまり無いということです。
「現行自衛隊迷彩」
陸上自衛隊の現行迷彩パターンです。
以前の陸自迷彩はウッドランドに似ていましたが現行タイプはドイツ迷彩によく似たパターンです。
配色はグリーン系が中心でドイツ迷彩が全体的に赤茶色が強いのに対して自衛隊迷彩はグリーン
メインといった感じです。
迷彩効果はさすがに自国用といだけあって数ある迷彩パターンの中でも一番高いと言えます。
レプリカでも色彩の差が少なく購入時にあまりメーカーや発売元などを気にする必要がありません。
「オリーブドラブ:OD」
軍装品によく使われているミリタリー系定番の濃い目のグリーンで通称「OD」として表記されます。
OD単色の戦闘服は大戦〜ベトナム戦争までが主流でゲームでは主にベトナム装備を好む人が
使っています。
無難な色ではありますが特に迷彩効果を考えた物ではないので行動面でのカバーが必要になります。
「タイガーストライプ」
ベトナム戦争時の米軍特殊部隊が愛用していたウッドランドのトラ柄版といった感じの迷彩です。
ウッドランドよりも日本の森に適していますが「タイガー」と名が付くパターンは非常に多く、製造時期や
部隊によってもパターンや配色が異なります。
購入時はどのタイプのタイガーで本当に使用するフィールドに適しているかをよく確認しましょう。
写真と現物の差が大きいのもこのパターンの特徴なのでできれば現物を確認しての購入をお勧めします。
また、このパターンを発展させた迷彩は南アフリカや東南アジア系などで現在も使われておりそれぞれに
配色が異なります。
ショップオリジナルのカラーもあるので選択肢は非常に多いです。
「シティーカモ」
映画「ザ・ロック」で敵側部隊が着用して注目されたウッドランド柄を白・グレー・黒で組み替えた
都市型迷彩です。
インドアや建物がある場所であれば「似合い」ますが決して「目立たない」訳ではありません。
ましてや森の中には全くの不向きなので「どうしても着たい」のでなければDフィールドではやめた
方がいいです。
「デザートパターン」
映画「ブラックホークダウン」で爆発的に流行しましたが現在は少数派となりました。
砂漠用に淡いブラウン系で色を揃えています。
初期のデザートパターンは比較的濃い茶色と黒っぽい点のような模様を組み入れた通称
「チョコチップ」と呼ばれる柄でその後薄めの配色パターンになりました。
「ピクセルカモ」「タイガーパターン」にもデザートカラーのバージョンがありますが他のパターン
にも正規品ではありませんがこの配色になった物もあります。
新緑の森では浮いてしまいますが秋から冬にかけては意外と溶け込みます。
ただしこれもカラーを意識した行動によってその効果が活かせるので初心者向きではありません。
「ブラック:単色」
SWATや特殊部隊が使用している全身黒の単色です。
一見万能な色のようですが実用面ではそうでもありません。
他の説明にも書いていますが森の中の真っ黒というのはゲームに慣れた人の目にはかなり
目立つのです。
黒色が目立たないと思って安易に動くと簡単に見つかってしまうので過信しないことが大事です。
Dフィールドでは黒色の服を着用する人がほとんどいないのですぐに人物が特定されてしまいます。
味方の援護がある状況であえて引き付けたり囮になる作戦などにはいいかもしれませんがこれも初心者向きではありません。
建物やインドアで迷彩効果を特に必要としない状況や迷彩に頼らず機動力でカバーしたり正面突破のアタッカーとして
行動するのであれば黒に限らずどんな色でもOKです。
なお、ナイトゲームでも森の中では昼間有効な迷彩パターンがさらに効果を発揮しますが黒は照明に照らされると浮いて
見えてしまいます。
たとえ暗がりでも黒を生かすためにはそれなりの行動が必要です。
最初に買うならどの迷彩パターン?
他にも世界各国独自の特殊な迷彩は多数あります。
正規の軍用でないショップやメーカーのオリジナルもありますが「迷彩=保護色」と考えた場合景色に溶け込むことも
大事ですがメンバーに溶け込むことも重要になります。
ゲームの中では敵を発見した時その迷彩パターンなどで誰かを特定し、攻め込めるか?慎重に行くべきか?
追いかけるべきか?深追いを避けるべきか?などを判断します。
新人さんと分かると敵を引きよせてしまう可能性があるので「誰かいるけど誰か分からない」と思わせることは自分の
身を守る抑制効果にもなります。
移動や身を隠すテクニックを身に付ければよほど奇抜な格好でない限りうまくかく乱しながら戦うことができますが
新人さんの場合それはなかなか難しい事です。
まず簡単に姿を見つけられてしまうのでその時に「誰か分からない」と思わせるためには全国的に定番の「マルチカム」や
オーソドックスな「ウッドランド」が迷彩効果というよりも人物の特定を難しくさせる効果が期待できます。
他の装備とも合わせやすので最初に買って失敗しない迷彩服と言えます。
迷彩服と装備類のトータルコーディネートにこだわらなければ自衛隊迷彩もお勧めです。
迷彩効果そのものの高さは一番でチラリと姿が見えただけではパターンの判別が意外と難しいため人物特定が
難しくなります。
自衛隊装備が好きであれば服と装備一式を揃えるのもいいですがこだわらなければ服だけ自衛隊で装備は別系統
にしてもかまいません。
それ以外では迷彩効果重視でいけばA-TACS、ピクセルカモのグリーン系がDフィールドには向いています。
好みが分かれますがマンドレイクやハイランダーも季節を合わせれば迷彩効果は高いです。
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