ナイトゲーム(夜戦)について

昼間とは全く異なる緊張感、先の読めない予想外の展開、
夜戦には夜戦でしか体験できない楽しみが詰まっています。


夜戦のメリットは?
・視界が狭い分小さなスペース&少人数でも楽しめる
 屋外であれば50m四方もあれば10人程度は遊ぶことができます。
 2対2の少人数や1対複数人の変則ゲームでも知恵と戦術を駆使することで
 エキサイティングなゲームが楽しめます。
 ただし、視界が悪い状況で遊ぶのでできるだけ足場の良い所を選びましょう。
 昼間は何とも無い地面の小さな突起や窪みは夜戦では怪我の元です。
 デイゲームでは使えないくらいの緩やかな起伏と少ない障害物の場所が
 夜戦には適しています。

夜戦のデメリットは?
・深夜の集団行動や歓声は昼間以上に目立ちます。
 フィールドは出入りを含めてデイゲームよりも人目に付かない場所が必要です。
 

夜戦の装備について

基本的には昼間と同じで戦えますが、あれば戦力アップになる物や逆に不利になる物、
使用が禁止されている物もあります。
フィールドの状況、チーム構成、取り決め事項を考慮してアイテムを揃えましょう。

【スコープ】
 普通の電動ガンに付けた場合は策敵用途の使用がメインとなりがちです。
 視界が狭くなり周囲の警戒がおろそかになる上、至近距離や移動する敵を狙うのは
 非常に困難です。
 夜となると視界が暗くレティクルが見えなくなり、倍率を上げるほどさらにターゲット
 を捕らえるのが難しくなります。
 使えるとすれば外灯などの照明がわずかでも差し込む所か月夜で月光が当たる所を
 狙うくらいです。
 外光の全く入らない深い森の中ではほとんど役に立ちません。
 集光率の良い高額な物やレティクルが発光するものであれば使える場所は広がりますが
 スコープに有利な条件が揃わなければ十分に性能は発揮できません。
 最長でも50mほどしかない射程では昼夜問わず固定サイトやドットサイトの方が有利な
 状況が多いです。

【ドットサイト】
 昼夜を問わず定番のアイテムです。
 発光サイトを付けていなければ暗闇でフロントとリアサイトを合わせるのは困難です。
 直感的にサイティングできるドットサイトは最も役に立つアイテムです。
 口径の小さなドットサイトは暗闇で発光部分を見失ってしまうことがあります。
 頬付けする銃であれば構えた時にほぼドットが見える位置におさまりますがSMGなど
 構えが不安定な銃は暗闇でもすぐに狙えるように練習しておいた方がいいです。
 大口径はサイティングしやすいですがライトを照らされた時、前面のレンズが目立つので
 発見されやすくレンズに被弾しやすいので注意が必要です。

【ナイトビジョン

 暗闇と言えば「ナイトビジョン」というのがミリタリー好きの定番ではありますが
 軍事品であるナイトビジョンは流通が規制されており,現在民間で購入できる第一・第二世代
 あたりの初期の物は映画で見るような鮮明なグリーンの世界とは程遠く,これを付けたからと
 いって昼間のように見える訳ではありません。

 サバゲで導入しようとした場合の最大の問題は,ほとんどの機種が双眼鏡のように直接目を
 付けて見る構造であるためゴーグル越しではまともに使えないということです。

 スコープのように目から離して使用するタイプでなければゲームでは使用できません。
 ナイトビジョンは目には見えない赤外線を感知して映像化するため全く光源が無い場所では
 照射装置から出される赤外線が届く場所が見えます。

 (ちょうどライトで照らした部分が見えるといった感じです)
 ナイトビジョンを付けていない者には全くわかりませんがナイトビジョン同士でみれば常時ライトを
 照らしているのと同じです。

 ただし、照射する赤外線ライトの波長によっては発光体が赤く光るためその光源で位置が
 分かってしまう場合があります。
 一般的な物は発光体が赤く光ってしまう物がほとんどで、全く見えないようにするには波長が
 異なる物が必要ですが価格が高くなります。
 必要な時以外は赤外線を切ったり、敵がナイトビジョンを使っているなら赤外線ライトを使わずに
 相手の赤外線を利用して探すのも手です。
 ナイトビジョンは発光体を見つめるため、目を離して直接暗がりを見た時に残像が残り敵の
 シルエットを肉眼で確認できるまでに時間がかかります。
 使用時はそのあたりも考えないと近くの敵を見失ってしまいます。


フルオートトレーサー
 サイレンサーのような外観の中にストロボとセンサーが内臓されており,弾が通過するときにストロボが
 光って蓄光弾を発光させるシステムです。
(専用の蓄光弾でなければ発光しません)
 通常弾を使用するとストロボだけ発光します。
 トレーサーは夜戦の醍醐味で鮮やかに光る弾が暗闇を飛んでいく様は幻想的です。
 レーザーのように弾道が見えるので照準を合わせる必要がありません。
 跳弾の様子も昼間以上にわかるので緊張感も高まります。
 しかしその反面レーザーやライト同様に自分の位置がバレてしまうデメリットがあります。
 さらに射程が長いと弾道を見切って避けられたり弾が届く範囲を把握されて相手の行動が容易に
 なってしまうこともあります。

 威嚇・おとり効果は非常に高いので連携プレーの時にトレーサーがいるととても効果的です。
 (見た目はサイレンサーですが消音効果はありません、発射音は若干変化します)
 最近の製品はサイレンサと同じ14mm仕様になっているため一般的なサイレンサが取り付け可能な
 状態であれば使用可能です。
 ただし、マルイ製の初期型は機種別のアダプターが必要です。

 ※G&PとSUS(同じ製品です)からはマガジン内で蓄光させる物も発売されています(M16系・AK用の2種類)
  サイレンサを使用したい場合、外観・全長を変更したくない場合に使用します。
  マグチェンジで発光とノーマルを切り替えられるのも便利ですがトレーサーに比べて発光量が少ないのが難点です。
 

【レーザーサイト】
 レーザーサイトは直視することで眼球に損傷を与えるためパワー規制が施行されています。
 規制前のレーザーはレギュレーターが内蔵されていないため人に向けて照射するのは極めて危険です。
 購入する際は必ず「規制適合品」であるかを確認してください。
 適合品であっても使用を禁止しているチームや大会が多いので,使用の際は必ず確認しましょう。
 OCELOTでは規制適合品については特に制限していませんが,適合品であっても光が目に入るのは
 好ましくないので使用の際は顔を狙わないよう配慮しましょう。

 レーザーは照準を合わせる目的としてはとても便利ですがライトと同様に自分の位置も相手に教えて
 しまいます。

 特に夜戦では照射口の光が目立つのであまり多様しない方が無難です。
 安全な場所から味方に敵の位置を教えたりちょっとした威嚇,圧倒的有利な情況での攻撃くらいが
 妥当な使い道です。


【発光サイト】
 数十年光り続けるルミノックスを埋め込んだアイアンサイトに交換すると夜間はもちろん
 室内戦で暗い所に入ってもサイティングできます。
 ネット上などで比較的簡単に入手できますが難点は基本的に実銃用なので非常に高額であることと
 付けたい銃に対応した物が入手できるかということです。
 ホームセンターや釣具店にある夜光塗料はすぐに暗くなってしまう上耐久性がありませんが
 安く仕上げることは可能です。
 最近は紫外線硬化の蓄光樹脂が販売られています。
 紫外線ライトを当てると10秒ほどで硬化するので作業が簡単で発光の持続時間が長いので
 とても有効です。
 まともに付けて発光させると明るすぎて敵に見つかってしまうこともあるので薄く塗って光量を調節
 したり、使用前のライト照射時間を調整して適度な明るさにします。

【フラッシュライト】
 無くても全く問題有りませんがあれば夜戦や暗いインドアでは戦術が大きく変わります。
 ライトの性能は価格に比例していると言えます。
 高額なブランドライトは相応の性能を発揮してくれますがそれらと同じバルブやLEDを流用した
 2流品は明るさに関しては同等の性能を持っていて安く手に入れるならねらい目です。
 ただし耐久性や防水性能はブランド品には及びませんのであくまで遊びのアイテムということですね。
 一流品の情報は溢れているので説明は不要ですから2流品、コピー品でまともに使える物を探す
 ポイントを挙げておきます。

 1.ライトは発光部分が命!
   2流やコピーでも発光部分のパーツだけ有名メーカーの物を使っていれば性能は十分!
 
 2.電池の型は性能の目安!
   使用電池がカメラなどに使うCR123Aや充電式高出力型リチウム電池であればそれなりの
   性能があるという目安になります。
   普通の単三や単四を使う安価な小型ライトは移動時の足元照らしやセーフティーでの作業用または
   後述のおとり用といったところです。
   電池仕様でも高出力のタイプがありますが外径が大きくなるためマウント等で銃に固定するのが
   難しくなります。
   銃と一緒に手で構える使い方になるのでライトテクニックを練習しておきましょう。

 フラッシュライトの特徴
 (バルブタイプ)
    オーソドックスな暖色系の光を発するライトで最近はあまり流通していません。
    照射した対象物が良く見えるので策敵や遠くを照らすのに向いている。
    光量が強い物は眼くらまし効果も大きいがこの手のライトに慣れた者には通用しない場合もある。
    消費電力が大きくバッテリーの消耗が早い。
    発熱量も大きいため連続照射するとレンズが溶けたりバルブが切れるので短時間の断続照射が
    必要である。(ブランドバルブは数千円もするので要注意)
 
 (LEDタイプ)
    青白色または白色の鋭い光を発するライト。
    バルブタイプより消費電力が格段に低く発熱量も少ないので長時間照射が可能。
    しかし3W以上の高出力タイプは電力も発熱も大きくなるのでバルブタイプ同様の取り扱いが必要。
    青系の発色が強いタイプは景色や物を浮き上がらせることには向かないため実際の出力よりかなり暗く感じます。
    スポット効果の高いレンズやリフレクターを使用したタイプがゲームではお勧めです。
    白色や暖色が入った発色は視覚的になじみやすいので選択肢があればこちらを選んだ方が無難です。
    
 
【ゲーム運用のためのアイテム】
   ・夜戦用フラッグ・・・フラッグ戦を行う場合は暗闇でも確認できるフラッグが必要です
               (サイリウムや工事現場用の点滅ランプなど)
               光源を白いレジ袋などに入れると発光面積が増えて視認性が良くなります。
   ・マーカー・・・・夜戦では色分けしたサイリウムを付けるところもありますがOCELOTは目の前の
            人影が敵か味方か分からない緊張感を楽しむため何も付けません。

夜戦のコツ!

ライトの使い方
 映画などでフラッシュライトを点けたままワラワラと突入するシーンがありますがあれは無いですね。
 あんなことしたら思いっきり蜂の巣です。
 基本は必要なポイントだけ短時間照らして消す、素早く移動するということです。
 照射で位置がバレるので安全な遮蔽物が無ければすぐに移動しないと撃ち込まれます。
 必然的に発光部分が狙われるのでライト(銃に付いていれば銃本体ごと)をできるだけ体から離して
 照射します。
 体の位置が特定されないようにライトを出す場所や角度を変えると良いでしょう。
 ライトを照らされた側が光源を見ると残像が残ってしばらく視界が失われます。
 暗闇に慣れた目をリセットさせる事で足止めさせられます。
 光源の位置を頻繁に変えて点滅を繰り返すと敵は視界の中にいくつも残像が出来てますます
 見えにくくなります。
 ただし、相手もそれが分かっているのでダラダラと点滅させても照射時は目をそらし、消えたら
 攻撃してきます。
 発光パターンやタイミングを変えて相手が光源を見てしまう状況を作るのがコツです。
 敵は直接発見されなければライトが自分の方向から外れた時を狙って撃ってきます。
 ライトを照らす時は照射範囲以外から弾が飛んでくる事を十分に注意しましょう。
 (プロがライトテクニックを説明した本やDVDなどを参考にするとさらにテクニックが向上します)

ライトマンは戦術のカギ!
 夜戦の理想的な隊形は安全な位置からライトマンが怪しい場所を照射し、離れた場所の暗闇に潜んだ
 味方が照らされた光で敵を探すパターンです。
 照射時にうまく敵が動いたり発砲すれば味方が位置を把握することができます。
 敵はライトを狙ってくるのですばやく退避して安全を確保します。
 これを繰り返すうちに味方のアタッカーが敵を別の場所から仕留めるというシナリオです。
 ライトマンの的確な照射と囮効果が勝利のカギとなりますが、良きアタッカーがいなければ最終的にただの
 マトになってしまいます。
 誤って味方を照らしたり味方のシルエットが浮かんでしまうような照射はタブーです。
 よく打ち合わせをして照射する場所に注意しましょう。
 ライトマンや策敵するアタッカーも照射された明るい場所を見るといくらかは暗闇が見えにくくなります。
 明るい中心部よりは光の境目辺りの薄暗い所で策敵するとライトを消した後の暗闇への順応が早くなります。

照らされる側のポイント
 
照らされてもバレているとは限らない?!
 ライトが自分の方に向けられた場合、すぐに反撃するのが得策とは限りません。
 ライトを狙っても手馴れたライトマンなら弾は当たりません。
 位置がバレてしまい向こうの思うツボですね。
 ライトの光は扇状に広がるため照らされた木や草の影も同じように遠くなるほど幅が広くなります。
 昼間では全く遮蔽力の無い直径5cmほどの木も近くでライトを当てると20m先では影の幅が1〜2m
 になったりします。
 目は浮かび上がった景色の明るい所に慣れてしまうのでどうしても影の中が見えにくくなります。
 その影の中に入っていれば相手には見えていない可能性があります。
 ただしこの時に動いてしまうと視覚が反応して見つかってしまうのでじっとしていることです。
 照らされた瞬間に「見えている?」「見えていない?」の判断をして反撃・待機・逃避の行動を的確に選択
 できると夜戦で長生きできることでしょう。

光モノにはご注意!
 照らされた時、相手に体などは見えていなくても装備の光モノが反射してばれてしまう事が多々あります。
 例としてはトッドやスコープのフロントレンズ、ライトのレンズや反射板、ゴーグルのレンズなどです。
 前記の「照らされてもじっとしている」を実践しても、これらが光ってしまっては台無しです。
 銃に光モノが付いている場合は光源に狙いを付けたい気持ちを抑えて素早く敵から見えない方向
 (横や下向き)にずらしましょう。
 ライト方向にまともに顔を向けるとゴーグルが光るので、うつむいて上目遣いで様子を伺うといいです。
 伏せて入る時は地面に顔を付けるくらいにしてへばりつくと策敵の目を凌げる可能性が高くなります。
 生き延びるためには時に我慢も必要です。
 (メッシュゴーグルは相手には反射しませんがメッシュが乱反射して自分の視界を妨げることがあります)
 ドットサイトにキャップがあれば閉めておくのも効果的です。
 夜のドットはレンズ越しに対象物が見えていることはほとんどありません。
 発光点さえ見えれば着弾場所がわかるのでフロントキャップを閉めていても使えます。
 乱反射防止効果とレンズへの被弾も防げます(反射するのでドットを狙われて被弾する事が多いです)
 基本は両目照準です。
 片目でドットの光を見てもう片方で対象物を見る、左右の映像を自然に合わせることができれば
 キャップをしていても全く問題ありません。
 この両目照準は昼間やスコープを使う時も有効です。
 常に視界を広く保てるので警戒範囲が広がり周囲への対応が早くなります。
 倍率のあるスコープではさらに難しくなりますが拡大映像と無倍率の映像を同時に把握することが
 マスターできればスコープの視野から外れた敵もすばやく追いかけられ弾道修正や周囲の警戒も
 できるようになります。

 
強力なライトは深い暗闇を作る!
 ライトの明るさは強力なほど良いのか? 確かに遠くまで広範囲に昼間のような明るさにできれば
 少しでも体が出ている敵は片っ端から見つけることが出来るでしょう。
 うっかり光源を直視してしまえば閃光弾を食らったように視覚を奪われてしまいます。
 しかし照らし出された景色が明るいほど出来上がった影の中が暗く見えてその中にいる敵が
 発見できなくなります。
 策敵する時は見える所以上に影の中に注意を注ぎましょう。

屋外に完全な暗闇は無い
 密閉された室内戦やトンネル等は別として、屋外において完全の暗闇はありません。
 月夜であれば月明かりの当たる部分ははっきり見えますし、月の無い時でも星や遠くの町の明かりで
 空がうっすら明るいので目が慣れるとライト無しでも十分に行動できます。
 これらの暗闇にも木の下にはさらに暗い木陰があります。どんな暗い状況でも影の部分と明るい部分は
 必ず存在するのでライトで照らされていないからといって無用心に何も無い所を通らずに暗闇の中に
 出来た影を有効に利用しましょう。

敵より低い位置が不利とは限らない。
 昼間であれば遮蔽物が無い丘の斜面では下にいる者より頂上から撃ち下ろす者の方が有利ですが
 夜戦においてはそうとは限りません。
 敵の背景に空を被せることができればシルエットが確認できるので相手より先に見付けて正確に
 攻撃することができます。
 これは上下に限ったことではなく水平方向でも同じです。
 アンブッシュする時、敵が来るであろう方向に空や照明の明かりが入る位置を選び、自分は影の部分で
 伏せておきます。
 敵が暗がりに現れて直接見えなくても背景が少しでも明るければシルエットがはっきり見えます。
 あとはドットを合わせて撃てばライトを使うことなく仕留められます。

地面より高い場所は見つかりにくい!
 夜戦ではどうしても注意力が足元や地面へ集中します。
 アンブッシュもほとんどが遮蔽物のかげや地面の窪みですからどうしても目線より下に意識が集中します。
 こんな時、たとえ1.5mほどの高さでも木の上などに上がっているとまず気がつきません。
 銃声で方向がわかっても大抵は地面付近へ撃ち込みます。
 昼間であれば丸見えな場所でも夜戦では脅威になります。
 ただし、ライトで照らされて見つかれば結果は悲惨です。
 ※視界の悪い暗闇なので怪我には注意してください。
   無理して高く上がらなくても効果はあります、ただしあくまで自己責任で

100円ショップのライトも役に立つ!
 ライトマンの道具としては全く力不足の100円ショップのライトも使い方次第で戦術にも効果があります。
 その1:光のバリケート
      ディフェンスやアンブッシュの際、守りの薄い所や迂回させたい場所に100円ライトを付けて
      転がしておきます。
      全く動かないライトはすぐに無人と分かるでしょうが近づけば姿が見えてしまうので迂回せざるを
      得ません。
      もしライトめがけて撃ちこまれても死人は出ませんし壊れても惜しくありません。
      ただし無人なので設置場所によってはライトをよけて回り込まれることもあります。
      アンブッシュでは迂回させて自分のゾーンに引き込んだり、遠くに明るい背景を作って
      敵のシルエットが見えるようにセッティングすることもできます。
      この場合、大抵の敵はライトの光が直接当たらなければ大丈夫と思って油断しています。
      実は間接照明でシルエットを探しているとは気づかないでしょう。

 その2:トカゲの尻尾
      敵に押されてきて退避しなければならない時に100円ライトを置いて脱出すると少しは
      時間稼ぎになります。
      
 その3:千手観音?
      高額のライトを複数所有するのは大変なのでメインのライトとは別に安物でもLEDライトなどを
      持っておきます。
      一人で敵に包囲されてピンチになったらライトを2個同時に別々の方向に照射してあたかも
      二人いるように見せかけます。
      千手観音のようにライトの出し方やアクションを工夫すればさらに多くの味方がいるように
      見せることも出来ます。
      敵を警戒させて足止めできれば儲けもの、時間稼ぎもできます。
      あまりやりすぎると一人芝居がばれてしまいます。
      最後は「その2」の作戦で脱出です! 

発光弾でフェイク!
 トレーサーを使用する時重さの異なる通常弾を混ぜます。
 通常弾0.2gでホップを合わせて発光弾は0.25gを使います。
 明るい時に弾道を確認し0.2gと0.25gの差をチェックしておきます。
 実戦で攻撃開始!
 目立つトレーサーは当然後方の安全な場所から撃ちます。
 通常弾が混ざっているため光の弾道は不規則に途切れていかにも給弾不良っぽいです。
 しかも発光弾なので射程が見切れます。
 コイツはカモだと発光弾が当たらないように避けながら距離を詰めるとなぜかヒット!
 手前で落ちる0.25gの発光弾はフェイクで0.2gの通常弾がしっかり届いているのです。
 (ちょいとセコいかもしれませんが結構使えます)


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