M3 Super90 Shorty(マルイ製)
マルイエアコッキングショットガンはスパス系、ベネリM3系、203系
などがあります。
いずれもショットシェル型のマガジンに30発を装填し、シェル1発だけを
本体にセットする方式です。
発射方式は3発同時発射ですが、他社製ショットガンがほとんど1本
のバレルから複数の弾が発射されるのに対し、マルイは3本のバレル
それぞれ個別にシリンダーとホップチャンバーを組んだ方式となっています。
1本方式で複数の弾を発射するとそれぞれの弾にかかるエアーやホップの
かかり方がバラバラになりその効果を成さない「散弾」になってしまいます。
たいてい最後の方の弾は威力がなくなって落ちる弾道になります。
3本バレルの方式はそれぞれの弾に均等なエアーとホップがかかるため
ほぼ同じ所に飛んでいきます。
弾の散り具合は銃の個体差によって異なりますが、30m先で10cmくらいに
収まる物から1mくらいに散る物もあります。
これは購入前に試射するか、自分の好みの散り具合の物が手元に来るかを
祈るしかありません。
3本のスプリングは通常のエアガンより細目ですがコッキングはそれなりの
力が必要です。
特に連射をすると結構腕に来ます。

画像のM3は純正ショーティーが発売される前にSuper90をカットしピストル
グリップを取り付けた物です。
私はベストの背中に付けたホルスターに収納するので出し入れの邪魔になる
ダミーコッキングレバーやフロントのスリングスイベルなどの突起物は
全て取り外しています。
ショットガンとメインウエポンを使い分ける時はベストの肩に付けたカラビナ
にピストルグリップ後部のリングをセットしてぶら下げています。
使う時はそのまま構えて撃ち、メインウエポンに戻す時は手を離してぶら下
げる、という感じです。
この銃の有効射程は40mほどで20mで30cm、40mで1m程度の集弾と
なっています。
ブッシュから顔を出す敵を狙うとどれか1発は当たってくれるような感じで
長距離も結構いけるのでメインの弾切れの際はハンドガンよりも頼りに
なります。


inserted by FC2 system